この歳(40歳)にもなると、子供たちとの戯れは若返りの力を与えてくれます。
10代の頃のように、と言えばウソになりますが。当時青春を謳歌していたころの感覚を思い出すわけです。
もちろん体力的には衰えを感じてしまいますが、子供たちと戯れているときとそうでないときでは、やはり若さを感じる度合いが異なるわけです。
今日は長男坊(11歳)のサッカーの試合でした。息子が通っている学校のスポーツ少年団、4チームほどホームグラウンドに招いてトレーニングマッチを行ったのですが。
ホームグラウンドに他チームを招待する際は、準備やら何やらで朝から大忙しです。
荷物出し、コート整備、駐車場への誘導、などなど。朝の8時から9時までの1時間ほどせっせと働くと、小さなサッカー場へと様変わり、一気に賑わいを見せるわけです。
9:30から1試合目がスタートし、全ての試合が終わったのは16:15。それから片付けして家に帰れば、もうすでに17:00を回っていました。
さすがに父ちゃんはお疲れです。
でも、実に清々しいわけです。「生きてる!」って感覚なのです。
最近は、このような活動をするのが保護者として億劫だからという理由で、子供をスポーツ少年団に入れられないという話をよく耳にします。
たしかに、昔と比べ共働き世帯も多くなったし、みんな何かとせわしい感じがするようですが。僕個人の考え方としては、なんだかせつないなーと感じます。
僕も小学生時分はソフトボール部だったので、自分の親、友達の親が何かと僕ら子供たちの世話を焼いてくれていたことをよく覚えています。
寒いときなんかに作ってもらったポッカレモンの味は、今でも忘れられません。
おかしなことをしていたとき、「何をやっとんじゃ!」と怒られたことなんかも数えきれないくらいにあります。僕にとっては、それらすべてがいい思い出として今でも心に残っています。
そして、その記憶の数々が、今僕が親として子供たちに接する際のお手本として存在しているのです。
そうですね、今この場だけで簡単に伝えることは難しいのですが。僕はこのような活動が好きです。
いわゆる地域の活動といいますか、見返りを求めない無償の愛を提供するとでも言いましょうか。
子どものサッカー当番だけにかかわらず、一見大忙しで大変そうに見えるこのような地域の活動に参加することは、僕にとって社会の一員として、生きがいを与えてくれる素晴らしい活動だからです。
コメント