製造部門などと言うと、僕たち食べもの商売をしている者としてあまり良い響きではないような気もしますが。
つまりは、お弁当を作る工程です。毎日の献立を組むことから始まり、
- 仕入れ
- 食材カット
- 調理
- 盛り付け(配膳)
お弁当が完成するまでの一連の流れです。
今現在取り組んでいることは、第一に整理整頓・片付け。それから、盛り付けを行ってくれているスタッフの方の「ムリ・ムダ・ムラ」を取り除くこと。
「人が来ない」
「人が辞めていく」
それは偏に、人が働きたいと思える環境を提供できていないから。その一言に尽きると思うのです。
何を言おうと、僕ら弁当業の根幹はまず何を差し置いても製造部門です。
配送することももちろん大事ですが、「おいしいお弁当をつくる工程」に歪があれば、弁当業として成り立つことは不可能であり。
同時に、「おいしいお弁当」を楽しみにしてくださるお客さんの期待に応えることも叶わなくなってしまう。
正直、最近の寿屋はそのことを忘れてしまっていたようです。
お弁当に使う食材や献立に関しては、今すぐにどうこう出来る状態ではないですが、それもあと一か月。計画上はあと一か月。
そのころから、いよいよ本格的に「寿屋」から「ことぶき屋」へと生まれ変わっていきます。
「おいしいお弁当を食べてほしい」
創業時の想いに立ち返りたいと思います。
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