今日は週始ミーティングの日。始まるや否や、来週のお品書きについて議論を交わしました。
料理長である兄が提示したお品書きを原案に詳細を決めていきます。
長いこと献立について真剣に考えることをしなかったことぶき屋ですが、3月4日を機に献立を再編成するからです。
副菜はもちろんのこと、主菜ももっと楽しい感じにしていきます。
昔の手づくり時代の写真を見ながら、あれがいいこれがいい、こうやったらどうだろうと、出来上がった弁当を想像してみると。
笑みをこぼしながら食べてくれているそんな風景が浮かんできます。
「これはビックリするんやない!?」
「これは絶対喜ぶと思うよ」
「さすがに食べ応えがあるな」
もちろん、献立を再編成するということは、今より原材料費も掛かり、仕入れや仕込みに関しても手間暇がかかるため、今現在のお弁当価格では経営上難しくなります。
そのため、3月中旬あたりには弁当価格の改定も行う予定です。
ただ、これが僕らことぶき屋が選んだ道です。「お弁当で楽しませる」を実現するために進むと決めた方向です。
たとえ弁当の価格が高くなろう(もちろん限度はあります)が、まずもって「満足してもらえる弁当」を提供する。
給食弁当業の相場価格ありきな弁当を作るのではなく。日替わりの弁当屋として、「毎日食べるのが待ち遠しいお弁当」を作る。価格は適正な価格にする。
自分たちの作った食べもので人を楽しませることできるのは、食べもの商売をしている者の醍醐味の1つ。
これからのことぶき屋は、食べもの屋の原点に返り「お弁当で楽しませる」ことを目的に活動していきます。
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