「味は付けるものではなく素材から引き出すもの」
いつしか拝読した小難しい料理本に書かれていたその言葉は、わたくしの料理の礎となり、現在のことぶき屋の弁当づくりにも活かされております。
素材のうえに味(ソースなど)を足し算していく西洋の料理も美味しいですが、いかに最低限の調味料で素材の味を引き出すことが出来るかの引き算の料理もまた格別。
ことぶき屋のおかずに気のてらったものが入っていないのもそれが理由です(主菜を際立たせるためでもありますが)。
限られたルール(価格・作り手・設備等)の中で、「足し算の料理」「引き算の料理」そのバランスを見極めながら、少々偏屈な存在(お弁当屋)を目指してまいりたいと思います!
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