ことぶき屋の料理責任者が変わりました

弁当屋のブログ

2月27日、夜の10時半ごろです。

突然、母から僕の携帯電話に連絡があり。実家玄関のカウンターに兄貴からの置手紙があったことを知らされました。

「旅に出ます。」

実際にはそう書かれていませんでしたが、昔からあいつ(兄貴)の性格を知っている僕にとっては、そう感じ取れる一文に感じました。

19年前、家族4人(父・母・兄貴・僕)で始めた弁当屋。

その間、ほとんど休む間もなく弁当を作り続けてきた兄貴も、気が付けばもう今年で42歳。僕が経営に関わるようになって一番先に行った「土曜日完全休業」。

それまでは、ほとんど考える時間も取れなかった兄貴も、土曜日が休みになったことでゆっくり先(人生)のことを考える時間を持つことができるようになったのだと思います。

あいつ(兄貴)なりに何か想うことがあったのかもしれないなー。

「居酒屋をやってみたい」

そう言っていたこともありました。

「俺は本当は何がしたいんやろうなー」

そのようなことを言っていた、ということも聞きました。

最近は、そんな思いを持っていた兄貴に対して、僕の熱い想いがひどく重く感じさせてしまっていたのかもしれません。

あまり考えてしまうと、何か切なくなってくるのでここまでにします。

何はともあれ、2月28日より、ことぶき屋の経営責任者とともに料理責任者としてもやっていくことになりましたのでここに記しておきます。

2月26日から今日3月16日までの1ヵ月間、ブログの更新が止まっていたのはあまりに時間に追われていたためです。

献立、仕入れ、その他業務の整理整頓、引継ぎがなかったこともあり、怒涛の忙しさ。久しぶりに食べながら眠ってしまうということも経験しましたが。やっと落ち着いてブログを書けるようにまでなれました。

これからはまた頻繁に更新していきたいと思います。

追伸

兄貴よ、たしかにいきなりではあったけど。

別に想定していなかったわけではない。

安心してくれ。

そして、俺はお前(兄貴)に言いたい。

「おつかれさん!」

そして

「また俺の子供たちを可愛がったってな!」

俺たちは家族や。

人生80年という今の時代、あとまだ半分もある。

これからは心置きなく自分の好きなことに挑戦してみてくれ。

とにかく、とにかく、弟の俺から言えることはただ一つ。

「体には気をつけてな!」

「少し落ち着いたら顔を見せに来いよな!」

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